↑みやざわあきおだよ

 オレは「東京ブックナビ」を京都のお店で買うという、しかも店に一冊しかない在庫を買うというめんどくさいことをしてきたのだが、しかしなー、これどうなんだろう。古本屋はわかんないけど、新刊書店の選び方はめちゃくちゃもめちゃくちゃだな。メタローグだったかの緑のやつはすごくよかったと思うんだけど。調べればすぐ分かるような坪面積を省略してたりするのが雑だし。黄色いお店のブが載っていることに感心したと書いている人がいたけど、白金のおしゃれショップ以外は書いてあることほとんど一緒じゃねえか。地域によってライターが違うような気がするけど、そういうのって絶対よくないよな。こういう本を作るときは。少なくともあとで統一しないと。
 ところで、ブをあいうえお順で文脈もへったくれもないみたいに書いてあって、まあこういうふうに言う人はすごく多いんだけど、その書き方ってどうかなーっていつも思う。ジャンルで棚作ってるじゃん。プレートで細かくジャンル別にしてるじゃん。そりゃ確かにちゃんと見ればむちゃくちゃだけどさ、在庫がむちゃくちゃなだけで、棚の編集っぷりがどうしようもないわけじゃないと思うんだけどナァ。つまり機械的だけどそれは独自の機械的さ、だと思う。今までに名のあるチェーンで、アメリカの鱒釣りを旅行書に、オブザベースボールを野球本のとこに置いてるのを見たけど、わざとじゃなくてこんなことするくらいなら機械的に分類して適当に並べてくれたほうがいいとか思うんだけども。ま、これは揚げ足取りだが。だって機械的にやることは進化しうるんだぜ。

東京ブックナビ

東京ブックナビ

わからなくなってきました (新潮文庫)

わからなくなってきました (新潮文庫)