もうカテゴリがわからねえ

 洋販がなんとか申し立てをしたと聞いたとき、いろんな立場の人がいろんなことを考えたんだろうなあとか思う。「ええっ洋書どうすんのよ?(返品は?今後は他の卸会社から?)」とか、「流水とABCはどうなんだろ?(取次が子会社化する?メリットあるか?リスクはないか?あるいは他の屋号にする?どこかが買う?その際の取次は?)」とか、「あのオシャレなABCが倒産するなんてショックー」とか。私は一番最初のことを考えました。次に二番目のやつ。最後のはあんまり思わなかった。なんとなく。ABCってすごく楽しい本屋だけど、あるときふと金持ちの道楽みたいだなーと思ったことがあった。貧乏人から見たらむかつくだろうなーと。儲からなくても好きな本屋やりますよって感じがした。実は金持ちじゃなかったんだなってことか。それともただ洋書のほうがうまくいってなかったのか?買い切りを買い切りじゃなくするのはどうやってたんだろう。とにかく、オレにはよく分からない。
 それより、オレは日本版PLAYBOY休刊のほうがショックだよ。数少ないちゃんと読める男性誌だったのにな。